ちょっと、やばいんじゃね?。
2007年 02月 02日
最近は嫁さんの帰りが12時過ぎなので、
僕は一人で夕飯を済ませ、11時半頃からリクカイの散歩に行く。(^^
仮住まいの辺り一帯は、街からちょっと外れてるので、
田んぼや竹やぶ、農家の家等が多い。
夜8時位には人も少なくなり、『なんだか夜中みたいだね』と嫁さんと話す程だ。
なので11時を過ぎると『草木も眠る丑三つ時』状態。
し〜〜〜〜〜んと静まり返っていて、僕はこの『静寂と空間』を独り占めしてるようで、
夜中の散歩は大好きなのだ。
さて、
今夜も空気がピリっとして『ウッシッシ!』と喜びながらリクカイと散歩に出た。
月明かりがあって、街灯など無くても充分見える。
『五感』が目覚める、と言うのか、そんな感覚がいい。
先日、近くに『吉祥寺』と言う古いお寺がある、と書いた。
奥が広いお墓になっていて、その奥は手つかずの林になっている。
その墓地と林に沿って一本細〜い道がある。
もちろん街灯など一切なく、真っ暗。知らない人なら絶対ビビるような道だが、
夜中にそこを通るのが何とも気持ちいい。(' '
大木が何本もあり、その後ろで星がきらめく。
誰もいないし、空気は綺麗だし、どこか自然豊かな場所にいるような気がして、
リフレッシュできる。
今夜も、もちろん歩いた。
ある場所までさしかかると、急にカイがストップ。
ジッとお墓と林の間あたりを擬視している。
『どうした?、いくぞ。』
歩き出すと、またすぐにストップ。
ジーっと見てる。
リクも何かに気付いたのか、カイと同じ方向を見始める。
『んん?』
今夜の月は明るく、ちょうど真上にきていて、
墓石を浮かび上がらせ、林の中を照らしてる、、、、。
僕もじ〜っと見る。
何も見えない、、、。
何も聞こえない、、、。
よりによって、急に『羅生門』の一説が頭に浮かんだりする、、、、。
『おい!行こうぜ!』
カイを見ると、背中が総毛立っている。
カイは警戒したり、怒ったりすると首から尻尾までグワ〜っと総毛立つのだ。
(なんだ? なんなんだ??)
その瞬間だ。
背中にゾクっと寒気を感じた。
(お、おいおい、、、、、(ーー;)
さすがにちょっと怖くなってきた。
リクカイのリードをしっかり握り直す。
リードの先には少し重いフックが付いている。
この空間で、
俺たち三人と、
得体の知れないナニか、、、。
人なのか、
動物なのか、
それとも、、、、、、。
急に、
(もう行ったほうがいい、、、、。)と思い、
強引にカイとリクを引っぱり歩き始めた。
これ以上そこにいたくなかったし、
見たくもなかった。
カイは引きずられながら、振り向き、総毛立ったまま、まだ見てる。
『ほれ!行くぞ。行くったら行くぞ!』
歩きながら、自分の影を見た。
月が真上にあるので、影は自分の周りにくるり、とある。
不意に別の影がスーっと近づいて来たらイヤだなぁ、、、、
なんて思いながら散歩を続けた。。。。
僕は一人で夕飯を済ませ、11時半頃からリクカイの散歩に行く。(^^
仮住まいの辺り一帯は、街からちょっと外れてるので、
田んぼや竹やぶ、農家の家等が多い。
夜8時位には人も少なくなり、『なんだか夜中みたいだね』と嫁さんと話す程だ。
なので11時を過ぎると『草木も眠る丑三つ時』状態。
し〜〜〜〜〜んと静まり返っていて、僕はこの『静寂と空間』を独り占めしてるようで、
夜中の散歩は大好きなのだ。
さて、
今夜も空気がピリっとして『ウッシッシ!』と喜びながらリクカイと散歩に出た。
月明かりがあって、街灯など無くても充分見える。
『五感』が目覚める、と言うのか、そんな感覚がいい。
先日、近くに『吉祥寺』と言う古いお寺がある、と書いた。
奥が広いお墓になっていて、その奥は手つかずの林になっている。
その墓地と林に沿って一本細〜い道がある。
もちろん街灯など一切なく、真っ暗。知らない人なら絶対ビビるような道だが、
夜中にそこを通るのが何とも気持ちいい。(' '
大木が何本もあり、その後ろで星がきらめく。
誰もいないし、空気は綺麗だし、どこか自然豊かな場所にいるような気がして、
リフレッシュできる。
今夜も、もちろん歩いた。
ある場所までさしかかると、急にカイがストップ。
ジッとお墓と林の間あたりを擬視している。
『どうした?、いくぞ。』
歩き出すと、またすぐにストップ。
ジーっと見てる。
リクも何かに気付いたのか、カイと同じ方向を見始める。
『んん?』
今夜の月は明るく、ちょうど真上にきていて、
墓石を浮かび上がらせ、林の中を照らしてる、、、、。
僕もじ〜っと見る。
何も見えない、、、。
何も聞こえない、、、。
よりによって、急に『羅生門』の一説が頭に浮かんだりする、、、、。
『おい!行こうぜ!』
カイを見ると、背中が総毛立っている。
カイは警戒したり、怒ったりすると首から尻尾までグワ〜っと総毛立つのだ。
(なんだ? なんなんだ??)
その瞬間だ。
背中にゾクっと寒気を感じた。
(お、おいおい、、、、、(ーー;)
さすがにちょっと怖くなってきた。
リクカイのリードをしっかり握り直す。
リードの先には少し重いフックが付いている。
この空間で、
俺たち三人と、
得体の知れないナニか、、、。
人なのか、
動物なのか、
それとも、、、、、、。
急に、
(もう行ったほうがいい、、、、。)と思い、
強引にカイとリクを引っぱり歩き始めた。
これ以上そこにいたくなかったし、
見たくもなかった。
カイは引きずられながら、振り向き、総毛立ったまま、まだ見てる。
『ほれ!行くぞ。行くったら行くぞ!』
歩きながら、自分の影を見た。
月が真上にあるので、影は自分の周りにくるり、とある。
不意に別の影がスーっと近づいて来たらイヤだなぁ、、、、
なんて思いながら散歩を続けた。。。。
by yasusan-36
| 2007-02-02 02:32
| GreatValley263°な日々